ながさきっずぺーじ

主に長崎市内の公園・観光地・飲食店を子連れ目線で発信するブログです。

【長崎くんち 2023】4年ぶりに完全復活!子連れで行ってきました〜!!

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4年ぶりに帰ってきたおくんち。おくんち前から長崎中があちこちソワソワお祭りムードが漂っておりました。

そんな我が家はおくんち前に次男が発熱してしまい、行けないかなぁ…と思っていましたが、奇跡の復活を遂げ、最終日に行ってきましたので子連れレポとして記録を載せておきます。

2日目が雨天のため一部順延となり、スケジュールが大幅に変更された今年のおくんちでしたが、本当に大勢の人が集まる、長崎イチのお祭りだなぁと実感しました。

 

おくんちとは?

おくんちとは、長崎市で1番大きな神社、諏訪神社の秋季大祭のことで、毎年10月7・8・9日の3日間で行われます。(おくんち=長崎くんち)

平日だろうが固定の7・8・9日。今年は3連休と奇跡的に重なりました!

おくんちのメインとなるのは

  • 諏訪神社周辺を中心とした58ヶ所の町="踊り町(おどりちょう)"をさらに7つに分け、7年おきに回ってくる「演し物(だしもの)」または「奉納踊り
  • 諏訪神社から御旅所(大波止)まで、3つの御神輿を行き来する「お上り(10/7・諏訪神社→御旅所)」と「お下り(10/9・御旅所→諏訪神社)
  • 長崎市中心部一帯にたくさん並ぶ出店

この3つでしょうか。

 

演し物

2023年の踊り町は

  • 桶 屋 町(おけやまち)・・・本踊
  • 船大工町(ふなだいくまち)・・川船
  • 丸 山 町(まるやままち)・・・本踊
  • 本石灰町(もとしっくいまち)・・御朱印船
  • 栄 町(さかえまち)・・・・阿蘭陀漫才
  • 万屋町(よろずやまち)・・・鯨の潮吹き

でした。

こちらを見るのには有料の「桟敷席」、市内中心部を巡る「庭先回り」というものがあります。

桟敷席は演し物の演技を全部見れますが、かなり高額となっており、朝早くからテレビ中継で見る長崎人がほとんどかと。

反面、市内中心部あちこちで演し物を少しだけですが披露しながら回る「庭先回り」が一般的です。

 

桟敷席

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上記のマップの赤で記されている

  • 諏訪神社
  • 御旅所
  • 中央公園
  • 八坂神社

で行われる演し物は基本的にチケット制の有料となります。

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私は朝からテレビで見ておりました!笑。太鼓叩いているのがお友達なんです^^

 

庭先回り

庭先回りにはおっかけがたくさんいたり、スケジュール片手に一番前を取って待っていたりします。

今年からはNBCアプリがどこに何がいるかを示してくれるようになり、かなり助かったと思います。スケジュールよりかなり大幅に遅れるのが当たり前だったのですよね。

我が家はというと、スケジュールもなしにフラッと浜の町へ行ったところ3つの演し物と出会うことができましたよ!

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桶屋町の本踊り。浜の町アーケードのど真ん中、ハマクロス前にて。

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船大工町の川船。アーケード内の文明堂にて。

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万屋町の鯨の潮吹き。アーケード内の石丸文公堂前にて。「ヨッシリヨッサ!」の掛け声と潮吹き、迫力満点でした。

庭先回りは、歩いていて笛や太鼓やシャギリの音が聞こえてくるきて、人だかりができてくるので近くにいるのかな?とわかるんです。

息子たちも案外興味を示してくれて、音が聞こえてくるとどこかな?どこかな?と興奮していました。

 

お下り・お上り

諏訪神社から御旅所(大波止)へ行くことを「お下り」。反対を「お上り」。

諏訪神社が階段の上にあることからそう呼ばれるようになったのだと思います。

10/9最終日のお上りと大波止交差点の所でバッタリ出会えてラッキーでした!

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とにかく人!人!人!この3つの御神輿を担いで県庁坂(旧県庁があった所の坂をそう呼びます)をダッシュで走って駆け抜ける、かなり迫力がありました。

諏訪神社の階段も上がるのは、ほんと、キツイだろうなぁ。

今年は先頭の御神輿がこけちゃうというハプニングも見ちゃいましたが・・・汗笑

 

出店

アミュプラザ駅から大波止、水辺の森公園にかけてや、県庁跡地、出島表門橋、浜の町アーケード前の中央橋などあちこちで屋台がズラリと並びます。

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中央橋。昔よりかなり出店の数は減った気もしますが、人は多かったです。

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出島表門橋。テーブルもあり、トイレも綺麗でオムツ替えシートありで子連れも安心でした。

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出島表門橋から横断歩道を渡ってすぐの県庁跡地でも子連れ向きの出店が多く集まっていました。

バルーンは風のためその日は中止でしたが、迫力満点で息子たちは大喜びでした。

テーブルも多くてゆっくりできたし、射的やストラックアウト、輪投げなども多くてかなり楽しかったです!

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県庁跡地下の江戸町公園には遊具や黒板もあるので、子連れでも退屈せず。

大波止方面の出店は行きませんでしたが、きっとゆっくりできたのはこちらだったね、と夫と話していました。

 

おくんち前の行事について

おくんちといっても6月1日の「小屋入り」という行事から踊り町の皆さんはスタートしているようです。

おくんち前になると街のあちこちで練習風景を見かけることもあり、長崎らしさを感じるのですよね^^

 

庭見世(10/3)

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庭見世へ行ったというお友達から写真を提供いただきました。

おくんち4日前に行われる「庭見世(にわみせ)」。周辺のお店やアーケード内に、おくんちの演し物で使われる傘鉾から道具などを展示します。

4年ぶりともあって、今年はたくさんの人でにぎわっていたようです。

 

人数揃い(10/4)

本番3日前にある「人数揃い(にいぞろい)」。これは準備が整いましたよ、ということを踊り町関係者に向けて本番同様で披露するものです。

こちらもかなりの人出だったみたい。皆さんよくご存知で。

 

最後に

4年ぶりの長崎くんち。とってもとっても熱く、感動しました。声出しができるのもなんまかしみじみ。

やっぱりおくんちあっての長崎だよな〜!と思いました。

息子たちの体調が回復して家族で行けて本当によかったです。また来年も行こうね!

※詳しくは長崎くんち公式ホームページ:https://nagasaki-kunchi.com/ にて。

 

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