こんにちは。長崎市在住、おでかけ大好きママのハルです♩この記事は、長崎三大祭り「おくんち」について紹介していきます!
おくんちとは?
おくんちとは、長崎市で1番大きな神社、諏訪神社の秋季大祭のことで、毎年10月7・8・9日の3日間で行われます。(おくんち=長崎くんち)
2024年はあいにくの3日間平日&雨予報ですが、それでもかなりの人出が予想されます。
おくんちのメインとなるのは
- 諏訪神社周辺を中心とした58ヶ所の町="踊り町(おどりちょう)"をさらに7つに分け、7年おきに回ってくる「演し物(だしもの)」または「奉納踊り」
- 諏訪神社から御旅所(大波止)まで、3つの御神輿を行き来する「お上り(10/7・諏訪神社→御旅所)」と「お下り(10/9・御旅所→諏訪神社)
- 長崎市中心部一帯にたくさん並ぶ出店
この3つでしょうか。
演し物
2024年の踊り町は
- 西濵町(にしはまのまち)・・・龍船・二胡演奏
- 麹屋町(こうじやまち) ・・・川船
- 五嶋町(ごとうまち) ・・・龍踊
- 銀屋町(ぎんやまち) ・・・鯱太鼓
- 万才町(まんざいまち)・・・本踊り
- 八幡町(やはたまち) ・・・山伏道中・剣舞・弓矢八幡祝い船
です。
こちらを見るのには有料の「桟敷席」、市内中心部を巡る「庭先回り」というものがあります。
桟敷席は演し物の演技を全部見れますが、かなり高額となっており、朝早くからテレビ中継で見る長崎人がほとんどかと。
反面、市内中心部あちこちで演し物を少しだけですが披露しながら回る「庭先回り」が一般的です。
桟敷席
上記のマップの赤で記されている
- 諏訪神社
- 御旅所
- 中央公園
- 八坂神社
で行われる演し物は基本的にチケット制の有料となります。
私(多分長崎人のほとんど?)はきっと朝早くからテレビで生中継を見ております。笑(写真は2023年の)。
庭先回り
庭先回りとは、市内中心部のあちこちで踊り町ごとに分かれて短い芸を披露することです。
おっかけがたいたり、スケジュール片手に一番前を取って待っていたりします。
スケジュールは以下の通りですが、大幅に遅れることは当たり前です。
各会場で「もってこ~~~~い」が何度もありますので、気長に待ちましょう!!
引用:長崎くんち公式HP(令和6年庭先回りMAP・スケジュール)より
庭先回り観覧の穴場は後ほどまとめますね!!
前日(まえび)
おくんち初日のことを「まえび」と呼びます。10月7日のことです。
お下り(おくだり)
13:00、諏訪神社から御旅所(大波止)へ3基のお神輿が通ります。
諏訪神社の神様が下ってくるということから「お下り」と呼ぶみたいです。
演し物は早朝からはじまっていますが、お下りは13:00の花火とともにスタート。
ルートは諏訪神社から旧市役所通り→旧県庁坂→御旅所と続きます。
諏訪神社の階段と県庁坂を駆け下るのが見物です!
が、旧市役所通りはゆっくりと練り歩くので写真もいっぱい取れました。
最初は天狗さん。初めて見ましたが、息子たちはこわいとビビっていました。笑
その後にお馬さんなどの行列が続き、お神輿3基がやってきました。やっぱりカッコいい!
傘鉾パレード
お下りのあと、13:30ごろから各踊り町の傘鉾が旧市役所通りを歩きます。
引用:長崎くんち公式HP
ルートは桜町小学校→旧県庁坂の手前まで。かなり長いので見どころは多いかと思います。
2024年は雨で中止だったのですが、いくつかの踊り町は歩いてくれました。ありがたい!
私は実は初めて見たんですが、来年も絶対見たい!かなり迫力ありました。
息子たちと一緒だったので市民図書館向かい側の消防局目の前で見ました。
はしご消防車やレスキュー車、救急車がいて子連れにはおすすめかも。(途中救急要請がきて出動するという場面にも遭遇!)
庭先回り
引用:長崎くんち公式HP
中日(なかび)
おくんち3日間の真ん中、中日。この日だけしかないイベントはありませんが、演し物や出店は通常どおり。
初日が雨の場合、お下りを中日にすることもあるようです。
庭先回り
引用:長崎くんち公式HP
後日(あとび)
おくんち最終日、後日(10月9日)。
お上り(おのぼり)
13:00から御旅所をスタートし諏訪神社までお神輿が戻っていきます。
ルートはこちら。お下りと違って浜の町アーケードを経由して諏訪神社へ戻っていきます。
御旅所(大波止)→旧県庁坂→休憩→築町→鉄橋→浜の町アーケード→鍛冶屋町→銀屋町(休憩)→中通り→伊勢町→馬町(休憩)→諏訪神社というルートのようです。
(地図は若干ちがうかもしれません!!ご了承ください)
2023年の写真です。大波止交差点から見ましたが、とにかく人!人!人!長男は夫が肩車、次男は私、という感じで見ました。
ですがこの3つの御神輿を担いで県庁坂(旧県庁があった所の坂をそう呼びます)をダッシュで走って駆け抜ける、かなり迫力がありました。
ルートを調べてみると、ところどころで休憩をはさむらしいので、その場所にいくと近くでゆっくり見られそうです。
今年は人だかりができているところを目指して行ってみようと思います。
庭先回り穴場スポット
ここからは子連れでもおくんちを楽しめる、穴場スポットをいくつか紹介していきたいと思います。
浜の町アーケード
昨年、スケジュールもなしにフラッと浜の町へ行ったところ3つの演し物と出会うことができました!
夕方にかけてが多いですが、遭遇率は断トツで高いかと思います。
桶屋町の本踊り(2023年)。浜の町アーケードのど真ん中、ハマクロス前にて。
船大工町の川船(2023年)。アーケード内の文明堂にて。
万屋町の鯨の潮吹き(2023年)。アーケード内の石丸文公堂前にて。
庭先回りは、歩いていて笛や太鼓やシャギリの音が聞こえてくるきて、人だかりができてくるので近くにいるのかな?とわかるんです。
息子たちも案外興味を示してくれて、音が聞こえてくるとどこかな?どこかな?と興奮していました。
出島メッセ前
五嶋町の龍踊(2024年)。
スケジュールの時間帯に出待ち。時間は遅れましたが、かなり目の前で見られました。正面玄関の目の前です。
かもめ広場(長崎駅前)
めちゃくちゃ人は多いですが、人気のスポット。こちらは2階の新館と旧館の通路口から。
1階かもめ広場から。広くなったのと、液晶モニターもあってかなり見やすいです。
市役所前
新しくなった市役所前は玄関口が広くとても見やすかったです!
出店
アミュプラザ駅から大波止、水辺の森公園にかけてや、県庁跡地、出島表門橋、浜の町アーケード前の中央橋などあちこちで屋台がズラリと並びます。
学生の頃はおくんち=出店、という感じだったけど、歳と共に演し物必見となってきております。。
ですが、やっぱり子連れには出店はマスト。たくさんお金をもって出かけましょう~~!笑
大波止通り
ごめんなさい、写真は中央橋付近のものです。
大波止通りは長崎駅~夢彩都~出島の裏通りを通行止めしてたくさんの出店が立ち並びます。
おくんちの出店と言えばここ。今年は出島の三角公園まで立ち並んでいるそうです。
出島表門橋
出島表門橋は昨年からよくイベントが行われている場所です。
テーブルもあり、トイレも綺麗でオムツ替えシートありで子連れも安心でした。
Instagram:@dejimayoiichi
江戸町公園・県庁跡地
出島表門橋から横断歩道を渡ってすぐの江戸町公園や県庁跡地でも子連れ向きの出店が多く集まっていました。
写真のバルーンは2023年のもの。今年はポケモンのデンリュウがくるんだとか!
テーブルも多くてゆっくりできたし、射的やストラックアウト、輪投げなども多くてかなり楽しかったです!
江戸町公園には遊具や黒板もあるので、子連れでも退屈せずでした。
Instagram:@nya_nagasaki
おくんち前の行事について
おくんちといっても6月1日の「小屋入り」という行事から踊り町の皆さんはスタートしているようです。
おくんち前になると街のあちこちで練習風景を見かけることもあり、長崎らしさを感じるのですよね^^
庭見世(10/3)
庭見世へ行ったというお友達から写真を提供いただきました。
おくんち4日前に行われる「庭見世(にわみせ)」。周辺のお店やアーケード内に、おくんちの演し物で使われる傘鉾から道具などを展示します。
4年ぶりともあって、今年はたくさんの人でにぎわっていたようです。
人数揃い(10/4)
本番3日前にある「人数揃い(にいぞろい)」。これは準備が整いましたよ、ということを踊り町関係者に向けて本番同様で披露するものです。
こちらもかなりの人出だったみたい。皆さんよくご存知で。
最後に
長崎くんちは長崎人の魂を揺さぶるイベントです。本当に長崎人っておくんちが大好きなんですよね!笑
人は多く子連れだと心配な面もありますが、少しでも楽しんでくれると嬉しいです。
今年2024年は3日とも平日なので、行かない人も多いのかなぁ?
そんな私は3日間行く予定なので、また随時更新していきたいと思います。
▽今年はすごい!各踊り町のインスタグラムがあります!
- 西濵町(龍船・二胡):@nishihama_jabune241
- 麹屋町(川船) :@koujiyamachi_kawabune
- 五嶋町(龍踊) :@gotomachikunchi
- 銀屋町(鯱太鼓):@ginyamachi_syachidaiko
- 万才町(本踊り):@manzaimachi.ngs
- 八幡町(剣舞・祝い船):@yahatamachi_kunchi
▽庭先周りの最新情報はここが見やすい!
▽詳しくは長崎くんち公式ホームページにて。